■スキャルピング

FX取引には色々な方法がありますが、その中の一つに「スキャルピング」という取引方法があります。

 

スキャルピングとは、数銭~数十銭というごく少ないけれども確実な利幅を狙って取引を繰り返し、利益を積んでいく手法の事で、一日にこの小さな取引を何度も行います。

 

ポジション保有から決済までの時間が時には数秒、長くても数分と短い事が特徴です。また、狙っていく利幅が小さいですから結果としてレバレッジが高くなる場合が多いです。

 

■取引手数料について

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取引手数料は、MT4で売買可能な新規注文(ポジションを建てた時)と決済注文のときの2回かかります。そして取引手数料は「片道○◯円」と、いう言い方をします。片道というのは、新規注文、または決済注文のどちらか片方の取引のことです。なのでその片方の注文をするたびに、かかる手数料です。

通常は「1万通貨の取引に対して、片道○◯円」という表現をします。また「1千通貨単位○◯円」、「10万通貨単位○◯円」というように、改めて明記されていない場合は、「1万通貨単位」を意味します。

そして最近よく見かける「手数料無料」や「手数料0円」といった文字は、この取引手数料が無料になることを指します。

 

■スキャルピングのやり方

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ではこのスキャルピングを行うにあたって、どの通貨を選ぶのが良いのでしょうか?

FXとはこのスキャルピングを操ること、ともいえそうですが、では非常に短い時間での取引となります。従ってある程度のボラティリティ、つまり値動きがある事が必要になってきます。 そして一日当たりの取引の回数が多くなる為、出来るだけ取引のコストが小さい通貨を選ぶ事も必要です。


例えば、ユーロ/ドル、ドル/円、ポンド/ドルなどがこの条件にあてはまります。

とは言え市場は常に動いていますから、今現在動きの大きい通貨、動きの小さいペアを見極めて、自分が良いと思った通貨ペアを選ぶのが良いでしょう。

今では個人の投資家にもFX取引がすっかり浸透してきました。


新しいタイプの投資方法だったFXですが、市場が解放され10年が経ち、あらゆる業界から収益を求め、色々な企業が参入してきています。

おかげで個人投資家も増え、スプレッドをより狭くする事や手数料の無料化などFX業を行う業者側が顧客を求めての激しい競争が繰り広げられています。


その為、現在では個人投資家の方がプロに比べて優遇された環境での取引が出来るようになったのです。

こういった背景もあり、わずかな値動きでも利益が出る事と低コストでの売買が可能だというプラス面が重なって、スキャルピングの取引が増えています。 ポジション保有から決済までの時間が短い事も身近な理由と言えるでしょう。

とはいえ、このスキャルピングで大勢が成果を出しているかと言うと、実はそうでもありません。

このスキャルピングでは、微増微減の幅をじっと見続ける、つまりは世間の経済の動きは全く関係なく、今目の前にある五分五分の取引を瞬時に、そして繰り返し続けていく事になります。

取引の回数が多くなるにつれ、所持金に対し、掛け金が大きくなってしまうと早々に結末が見えてしまいます。 結果、取引を長く続けていく為に取引回数を減らしたり、掛け金を減らす必要があります。

一日に何度も取引をしたいのは山々ですが、取引回数がの増大や掛け金を多くしてしまうとスカット(破産)に近付いてしまうので難しい所です。

個人の資産を増やす為、そして有益な運用を図る為にFXを始めるのがほとんどだと思いますが、結果元本割れをしてしまいその後の取引が出来なくなるといったケースも実際多いのです。